■消融雪
北海道や東北地方、北信越地方では、車道や歩道の融雪にも利用されています。
いかがですか?上の写真は、山形県のJR新庄駅前の歩道ですが、ここでは「無散水消雪システム」が導入されています。歩道脇の雪の量と歩道を見比べれば、その効果は一目瞭然ですね。(写真提供:日本地下水開発㈱)
くみ上げた地下水を路面に流して雪を溶かす消雪パイプと異なり、地中や地下水の熱だけを利用するので、貴重な地下水資源の保全にも寄与しています。
今年の冬も各地で豪雪被害が発生しましたが、地下水を路面にまく消雪パイプを導入している地域では消雪のための地下水くみ上げ量が多くなり、地盤沈下が懸念されるケースもあるようです。
地中熱、地下水熱の消融雪システムなら、そうした懸念も少なく、より持続可能なシステムと言えそうです。
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※ジオシステム社HP www.geo-system.jp/
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