【目線】空調室外機の音問題で考える「地中熱のススメ」

 【MBSニュースから】
空調室外機の音が問題視されているニュースが流れていました。

心を集中させて挑む弓道練習場の脇に商業施設ができ、練習場との間に空気熱源の空調システムの室外機が並び、その稼動する音が問題になっているとのこと。

空気熱源式の場合、空気と熱交換させるため、ファンがついていて稼動時にはどうしてもファンが回る音が出てしまいます。

広く普及していますので、普通に過ごしていればあまり気にする事もないかもしれませんが、気持ちを集中して取り組む必要がある場合、その音がかなり気になる物になってしまうのは想像に難くありません。

これが地中熱ヒートポンプだったら。。

地中の温度と熱交換する地中熱ヒートポンプ(エアコンで言う室外機)には、ファンが必要ないので、ファンが回転する音はなく、とても静かな点が特徴です。(熱媒を循環させるポンプの音は多少ありますが、ファンが回転する音と比較したら極めて静かです)

周囲の状況で音に配慮した方が良い立地条件は少なくないと思いますが、そうしたケースにおいては地中熱ヒートポンプシステムを導入する事で、音の問題をクリアさせることができます。

エネルギー消費量削減、それに伴う支払い料金の削減、温室効果ガスの削減だけでなく、周辺環境との調和というのは視点も地中熱ヒートポンプシステムの大きな魅力です。

建物等を建てようとする場合、事前にその周辺環境を調査し、「音」に配慮した方が良い要因があったら、空調は地中熱ヒートポンプシステムを選択するするような仕組みづくりも必要かもしれませんね。

そうすることで、完成後の不要なトラブルを回避し、お互い気持ちよく過ごせる環境が作れるのではないでしょうか。


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