これまで国のよく使われている地中熱補助金を紹介してきましたが、地中熱設備に対する補助金は地方公共団体でも行っているケースがあります。今回はそのうち、補助額を引き上げた埼玉県を紹介します。(エコビジネスライター 名古屋悟)
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埼玉県は近年、『次世代住宅産業プロジェクト』で、県内企業による独自の地中熱ヒートポンプシステム開発を後押しするなど地中熱普及促進にとても力を入れている地域です。
その埼玉県では『住宅用省エネ設備導入支援事業』でこれまでも地中熱設備に補助をしてきましたが、今年度も募集を開始しました。
この事業は低炭素で地球にやさしいエネルギー社会を実現するため、自らが居住する既存住宅等に対し新たに住宅の低炭素化に資する省エネ対策を行う場合、予算の範囲内において補助金を交付するもので、従来1件5万円だった地中熱利用システムについて今年度は4倍の1件あたり20万円まで補助するとしています。
金額だけ見ると「少し少ないかな?」と思う方もいるかもしれませんが、この補助金は国のZEH補助金と合わせて使える点が特徴で、合わせて使えばより低コストで地中熱設備を導入する事が可能になります。
受け付けは予算の範囲内で来年2月28日まで受け付けるとしています。
詳細は、以下アドレスをご覧ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0503/hojyokin30.html
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