電力消費約半分に!…お財布にも優しい地中熱~NPO法人地中熱利用促進協会・柴広報分科会長に聞きました!~その3

NPO法人地中熱利用促進協会・柴広報分科会長インタビュー3回目は、実際にどのくらいの省エネ効果があるのか等を語って頂きました。(ECOSEED 名古屋悟)

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■なるほど。確かに外が30℃を超える中、部屋を28℃に冷やそうとするよりは、そもそも17℃程度の温度で冷やす方が単純に効率的ですね。で、実際どのくらい省エネになるのですか?


柴さん「都心のオフィスビルでの導入例では、以前使っていた空気熱の空調に比べて電力消費量が年間で実に49%も削減しています。(下図参照:NPO法人地中熱利用促進協会ホームページより)

 また、冷房に冷房チラー、暖房に灯油ボイラー、融雪に電熱線を使っていた青森県の公共施設では冷暖房、融雪すべてを『地中熱ヒートポンプシステム』に変更した結果、エネルギー消費量で従来システムに比べて46%削減を達成しています」(下図参照:NPO法人地中熱利用促進協会ホームページより)

■約半減ですか。住宅でも事業所でも「財布に優しい」ということになりますね。

(次回に続く)

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