NPO法人地中熱利用促進協会・柴広報分科会長インタビュー(5回目)は、建物のデザインや街の景観保護でも役立つ地中熱ヒートポンプシステムのメリットのお話です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※室内に設置できる地中熱ヒートポンプ…建物のデザインや街の景観保護にも期待
■「温室効果ガスの削減やヒートアイランド現象の緩和効果が期待できるのはとても良いですね」
柴氏「さらに、建物のデザインや街の景観の保護という面でも効果を発揮できます。
外気の熱を利用しないので、ヒートポンプを室内に設置することも可能です。外気を利用するエアコンの室外機にはファンがついていて音がかなり出ますが、『地中熱ヒートポンプ』にはファンがなく、とても静かな点も特徴です。
室内に設置することで、建物の外観を損なわないようにすることができる点も魅力と言えるでしょう。
歴史的な街並みなど景観が観光資源になっている地域では、景観を保護するためにも役立つのではないかと思っています」(次回に続く)
※地中熱ヒートポンプシステムを導入することで建物のデザインや庭の美しさを保護した温泉旅館。室外機がなく全体の景観が保護されていることが分かります(写真提供:ゼネラルヒートポンプ工業)
0コメント