【2022年夏特集】⑦甲斐の国・山梨で地中熱利用推進をリードするハギ・ボー

◆建物の空調、農業ハウスなど多様な用途で実績◆


甲斐の国・山梨県で地中熱の利用推進をリードするのは、(株)ハギ・ボー(代表取締役 萩原利男 甲府市上今井町740-4、写真:本社全景)です。行政や民間建物における空調、農業分野に於けるハウスの加温/冷却、温泉施設や介護施設における給湯/加温など多様な用途で実績を残している他、採熱方式もクローズドループ方式、オープンループ方式、直接膨張方式等何れの方式も手掛け、エンドユーザの地中熱利用による脱炭素化とランニングコストの低減をサポートしています。 

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◆地中熱交換器工事、ヒートポンプ等設備工事を一貫して実施◆

地中熱利用システム工事は、地中熱交換器(ボアホール)工事とヒートポンプ他

設備工事に分けられますが、経験豊富な同社は、提案及び設計から地中熱交換

工事とヒートポンプ他設備工事及びその後の維持管理までも一貫して行っている点が

特長の一つです。


◆高速掘削機「ソニックドリル」で工事日数大幅短縮◆

さらに、同社の工事では高速掘削機「ソニックドリル」(写真)を用いる点も大きなポイントで、1本のボアホール掘削からUチューブ設営迄を概ね2日以内で完了することができ、導入コストが課題と言われている地中熱システム導入において、大幅なコストダウンも実現しています。同社が手掛けた事例で、省エネ効果を見ると例えば、地中熱による給湯システムを導入した浴場では、灯油ボイラー単独使用に対して消費エネルギーは約48%削減と大きな省エネ効果を実現。

また、地中熱による空調システムを導入した某医療機関では、空気熱源ヒートポンプとの比較で、年間消費電力量43%削減、農業ハウス事例でも、灯油ボイラーの代わりに地中熱空調を導入した結果、従来のボイラーに比べて約40%削減となっています。


◆「実績」◆*作成基準:「地中熱交換部の工法別」(令和3年12月末日現在)


(A)間接方式

(1)クローズドループ方式

●地中に熱交換器を設置、その中に熱媒水を循環させて、熱交換を行う方式。

・甲府市:庁舎↓

・小菅村:庁舎↓

・大月市:市立中央病院↓


(2)オープンループ方式

●熱交換する循環水に地下水を利用する方式。

・山梨県:南都留合同庁舎↓

・うちだ歯科クリニック↓ 


(B)直接膨張方式

●ボアホール内に冷媒循環の銅管を配送し、ヒートポンプ冷媒を直接地中に循環させて採熱する方式。

・山梨大学 大村智記念学術館(2015年にノーベル医学・生理学賞を大村智博士が受賞した記念として建設)↓

・農業ハウス↓


◆「山梨低炭素まちづくり」に貢献し、地中熱普及に向け技術開発や人材育成、啓発活動に注力◆


なお、同社は、産学官が連携して普及推進を目指す「山梨県地中熱利用推進協議会」の設立、山梨県知事による「ストップ温暖化やまなし会議」を構築し(株)ハギ・ボーと前記の「山梨県地中熱利用推進協議会」が参画承認が得られ、地中熱利用推進に向けた取組にも注力しております。

また、同社は、令和2年1月20日『総合コンサル企業』に変革する目的とした「株式会社 ハギ・ボー」に社名変更。 総じて地域エネルギーの新社会" システムの「山梨低炭素まちづくり」に貢献し,地中熱普及に向け、技術開発や人材育成"及び啓発活動にも力を入れる同社の今後の取組に注目されます。                      





 



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