東京都では戸建て住宅などは対象になりませんが、都内事業者が地中熱設備を導入する際、とても条件の良い補助制度があります。今回はその東京都の補助事業について紹介します。(エコビジネスライター 名古屋悟)
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東京都環境局は、地中熱利用も対象としている「地産地消型再生可能エネルギー導入拡大事業」を実施しています。
公益財団法人東京都環境公社が窓口となるもので、5月7日から2018年度分の受付を開始しています。
この事業は、国の「再生可能エネルギー熱事業者支援事業」に上乗せして申請可能なもので、補助対象事業者は、都内に自家消費型の再生可能エネルギー発電等設備、再生可能エネルギー熱利用設備を設置する民間事業者(民間企業、学校法人、公益財団法人、社会福祉法人等)となっています。
補助率は、補助対象経費の合計額の1/3となっており、国の補助と合わせると実に2/3が補助されることになります。
昨年度2017年度は、同事業で、社会福祉法人仁生会江戸川病院が地中熱設備を導入しています。
事業期間は、2016年度から2019年度まで(補助金の交付は2020年度まで)
申請期間は、2019年3月29日(金)までとなっています。
都内の企業等で新築、建て替えを行う事業者はぜひ、この事業を活用して地中熱設備を導入してみてはいかがでしょうか?
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